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最終日は朝方まだ雨が残ってました。
木の下だと雫がテントに落ちて、寝てると結構強い雨に感じるんだけど、霧雨のような雨です。
こりゃあなかなか乾かせそうにないな。
椅子に座ってぼんやり見る朝の景色に癒されます。明日の朝はこの景色じゃないと思うと、いつも最終日の朝はちょっぴり寂しい。
ユッキーが自分で着替えて、起きてきました。
来年から小学校なので、当たり前な事なんだけど、末っ子で甘えん坊のユッキーにしては上出来です。やっぱキャンプに来ると行動が違いますね。家では片付けが大嫌いで、なんでもやりっぱなしなんだけど、テント破りそうな状況だけど入口もちゃんと閉めてるし。
朝は予定通り昨夜の鍋を雑炊にしました。
朝からしっかり食べて、撤収作業に備えましょう。
また2人で炊事場に椅子を持って行って、何かおしゃべりしてます。
2人の会話聞いてると、全然かみ合ってないんだけど、なんか通じてて面白かった。
おしゃべりが済むと、ペグとハンマー持って土中の石を採掘し始めました。
こんな事大人はあまりしないので、初めて知ったんだけど、サイトの下には結構石がありますね。これ見るとプラペグじゃしんどいかな。
最終的には10個以上採掘してたよ。
家で写真整理してるとこんな写真がたくさんありました。
こんな写真はマユカの得意技だったんだけど、やっぱ姉妹なんですかね。
ボルテックスのインナーを乾かしてます。
ボトムの形状はスノーピークのランドブリーズ5,6なんかと同じ8角形なんだけど、フレームワークが違います。
耐風性についてはどちらが優れているのか分からないけど、ボルテックスもフレーム交点は多いので、それなりの性能はありそう。
ただランブリに比べて、フレームワークの違いで側壁部にやや傾斜があります。でもランブリ4よりはフライとインナーのクリアランスはありそうですけどね。

このボルテックスで一番気に入ってるのは、ボトムがライトPVCってとこ。通気性や撥水製も我家が所有しているテントの中では一番かも。
撤収作業が終わって、帰ろうかって時にユッキーが見当たらない。
川に行ってみると、やっぱり遊んでました。
周りは知らない子ばかりなんだけど、最後まで楽しんでます。
僕も目に焼き付けるように、しばらく水量の減った川を眺めて、大鬼谷とのしばしのお別れを惜しみました。
かず君が見送ってくれました。
今回も色々と遊んでくれてありがとう。
家に帰ってからも、ユッキーの会話にアリサちゃんの名前がよく出てきてます(笑)
「さぁ、帰るよ!」って何度言っても川からあがろうとしない。「また、来よう」って言っても無反応。(=マウスオーバー)

「牛さん見に行こう!」にやっと反応してくれました。いつも通り、最後にもう一回着替えが必要だな。
大鬼谷キャンプ場から国道に出た正面に母さん市があります。
上の子2人を泊めてもらった実家に漬物などのお土産を買いました。おこわやお餅も美味しいですよ。
母さん市ではうどんも食べる事ができるのですが、今回は残念ながら閉店してました。残念!
お腹空かして楽しみにしていたんだけど、また今度だね。
帰路につく前に今回はもう一軒寄りたい場所がありました。先ほどの母さん市から南へ少し行くと毛無山の案内があります。これを左折。

かず君から貰った生キャラメルを求めて、少し寄り道。
途中だんだんと山道になっていくんだけど、大きな木のない牧草地の風景になってきます。
こんな看板がありました。

 毛無山ラッキー牧場
かず君から「二股になった分かれ道はとにかく右です」と聞いていたので、少し細い右の道を進みます。
するとやや寂れた牧舎が見えてきました。
ここも道なりに真っ直ぐ進みます。
途中はこんな風景。
いつも利用している大鬼谷からそんなに遠くないのに、風景はまるで違いますね。
静かで気持ちいいとこです。
しばらく道なりに進むとトレーラーハウスが見えてきました。この右側に毛無山ラッキー牧場の建物があります。

毛無山ラッキー牧場は株式会社大近って会社の経営なんですが、高度800mの山地に囲まれた広島県高野町に約200ヘクタールにも及ぶ牧場が広がります。厳冬時には1mを超える積雪があるなど、雪深い山間地で「山地酪農法」を行っている全国でも珍しい牧場なんだそうです。
居ました、居ました牛さん。
ホルシュタインだけじゃなくて、ジャージー牛も居るようです。

ユッキーが喜んで駆け寄ったんだけど、「なんか、くさぁーい」と言って戻ってきました。
懐かしい匂いなんだけどな。
(=マウスオーバー)
ここで搾乳して、加工場に送ってるようです。
驚いたのは、こんな広い何もないような山の上の牧場で働いているのは、20代と思われる若い女性が1人だけ!
あのトレーラーハウスで寝泊りしてるのかなぁ。

合羽着て、長靴はいて、ちょっとだけお化粧もして牛のお世話をしていました。
かず君から聞いてはいたけど、こんな子もいるんだなぁと感心しましたね。
かず君が訪ねた時には重機も運転していたらしいです。
アイスクリームもあったんだけど、お目当ての生キャラメルを3つ買いました。
牧場の女の子が冷蔵庫から出してくれた生キャラメルは6個入りで600円。
1粒100円ってことだけど、とても美味しかった。皆さん、大鬼谷に行った時には、ぜひお試しを。
これが購入したやまのおちち生キャラメルです。
どう?美味しそうでしょ!
秋ももうすぐ本番ですね。
大鬼谷周辺は広葉樹が多くて、紅葉もとても綺麗です。紅葉が綺麗なうちにまた来たいな。
初めて3人で来た大鬼谷は、とても快適で気持ちよく過ごせました。
上の2人も居ると、何かと荷物も多いし、なんとなくイライラする事もあるんだけど、今回はゆっくり、ゆったりできた感じでした。
これからはこのパターンのキャンプが増えるかな。
ユッキーも大満足だったようで、何よりでした。




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