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2日目の明け方はかなりの強風でした。
テント組が少し心配だったので、訪ねてみると、モリト家も少し疲れた様子で方付けをしていました。夜中にはシェルターの柱を持ってたくらいだそうで、あまり眠れなかったみたいです。雪が多いとペグも地面まで届かないので、強風対策も難しいですね。

撤収を手伝っていたのですが、このときに突風でミネルバが煽られてゴロンゴロン。桜の木に引っかかって止まったものの、ポール・メッシュ部の破損となりました。一瞬の出来事でした。皆さんも気をつけましょう。
最終日はテント類を乾かす為にログハウスに引越すそうです。
ログハウスは広いので、この日モリトさんに誘ってもらって、我家もバンガローからログハウスに引越ししました。
またまた雪が降ってきました。
バンガローやログハウスだと断然安心ですが、正直これ以上積もると遊べません。
夕食も終わって、そろそろ寝ようかって頃に、Bigこう君は「腹が減った」と言って鍋を食べ始めました。さすが!迫力の食欲です。
この子の半分でも食べればウチのジュニアコウキももう少し大きくなれるんだけどなぁ。
そう言えばBigこう君の母のぴよちゃんも、以前夜中にラーメン食べてました。血は濃いようです。(笑)
翌朝、心配したほどの積雪でなく、ホッとしました。
まぁ僕達は遊びで来ているんだけど、地元の方は本当に今年の雪には困っておられるだろうと思いました。
のんびり過ごしたので、特にレポートもないのですが、場内の様子を軽くレポートしましょう。

管理棟前はこんな感じです。意外に軒下の積雪量が少ないと思い、管理人さんに伺うと、町の除雪車とダンプで大量の雪を除雪したそうです。
川のあたりもたっぷりの雪で、川幅も狭くなっています。
寒い時でも野生の動物達は水飲みに来るようで、よく見ると小動物の足跡が多く見られます。ま、大動物の足跡だと怖いですけど。
桜並木の中央道路も綺麗に除雪して下さっています。
ほんと僅かな数のキャンパーを迎える為に、大変な重労働をして準備して下さってると思うと、私の大きな頭も下がります。
ログハウスの周辺は以前見た”植村直己物語”の北極犬ぞり冒険を思い出すような風景です。いや、ちょっと大袈裟ですかね。
ログハウスの中は全ての物が揃っていると言って良いほどの充実ぶりです。二家族くらいで利用するのに十分な広さです。
今回はモリト家に我家が居候した形で利用しました。
1階で大人とユッキー、2階で子供達が寝ました。
濡れた合羽やテント類も完全乾燥できます。
こんな雪の中でも、よく見ると桜は春の準備を進めているようです。小さなつぼみが沢山できていました。
ログハウスの中が快適なせいか、子供達もいつもの雪中よりもゲームをしたりしてのんびり過ごす時間が多かったようです。

天候にもよりますが、私は大変でもやっぱりテント泊の方が楽しんだ充実感が大きいと感じました。
来年はまたテント泊で雪中を楽しみたいと思います。
撤収前になって、またまた子供達のソリ遊びが始まりました。
雪の中の静かな山間に子供達の歓声が響き渡ります。
ユッキーもマユカに何度も引っ張り上げてもらって、一緒にソリ遊びを楽しんでいました。
口は悪いですが、妹を可愛がるやさしいお姉ちゃんです。
ほんと口と素行は悪いですが、面倒見の良い姉です。
無茶苦茶な事も多く、ユッキーに真似して欲しくない事も多いお姉ちゃんですが、良く遊んでくれます。
しつこいですが・・・。
ほらほら、せっかく帰る服装に着替えたのに、またお姉ちゃんの真似をして、雪の中を歩き回ってます。
ズボンも靴もびしょびしょだぁ。
5ヶ月も経ってのレポートなので、時系列も内容もいい加減で申し訳ないですが、今回も楽しかったのだけは確かです。
来年もまた雪中を楽しみたいと思います。


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